組長あいさつ

親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年のご縁とともに

 平素より札幌組の運営にご協力を頂き、心より御礼申し上げます。
 また御同朋の社会を目指す運動(実践運動)へのご理解とご参加にも有り難く存じます。
 ここ3年間はコロナ禍の中で、何事も計画通りは出来ませんでしたが、リモートを用いて会議や研修会を行うことが出来たことは、本当に有意義であったと思います。
 できうれば膝を交えた議論や、一堂に集う研修会が望ましいのですが、リモートという新たな方法により、スピーディな会議の進行や、多くの方に参加し聴講いただける研修会も出来るようになりました。今後も内容によっては活用していきたいと思います。
 さて、いよいよ今年3月29日より「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年」の慶讃法要が本山で始まりました。北海道教区でもイベントとご法要が行われますが、札幌組と致しましても、今年7月22日にイベント、11月22日に慶讃法要を札幌別院で行うことで、ご提案させていただきます。
 執行部2期目の最終年度として、また組長としても最後の事業として、微力ではありますが誠心誠意つとめさせていただきたいと思います。この尊い喜びのご法縁を、後世に受け継ぐ大切な機縁となりますよう、そして、新たなお念仏の花ひらく土台となればと願うばかりです。
 どうか組内全てのご寺院、ご住職、坊守様、寺族の皆様、そしてご門徒の皆さんにご協力と、ご参詣のほど、宜しくお願いします。
 先のことは見通せませんが、今後はウィズコロナの時代へと変換されていくと思われます。
 各ご寺院でも、何かと工夫されながら法務に専念され、伝道教化の活動にも取り組まれると思います。是非その活力を組にも向けていただき、一寺院ではでき得ないことや、一つの事業に一致協力により、実り大きな成果が生まれるよう、力を合わせて行きたいと思います。そして、交流と親睦を深めつつ、北海道中心都市の札幌組として、諸課題にも取り組み、心豊かな社会の実現を目指してまいります。皆様のご理解とご協力、そしてご尽力いただけますよう、重ねてお願い申し上げます。合掌