今月の法話 平成29年9月

人生は旅そのもの 旅であるからには 帰る場所が必要 それがお浄土

旅が嫌いな方は少ないと思います。経済的・時間的に余裕が生まれたら旅に行く計画を立てる方は多いと思います。近隣に日帰りの旅をする方もいるでしょう。日本国内には、私たちの知らない景色や風土、郷土料理がたくさんあります。海外旅行に行って今まで出会ったことのない風景に感動し、時には異なる文化に戸惑うこともあります。遠近長短問わず私たちは旅行中、胸を躍らせワクワクしながら新たな出会いを求めて旅をします。

私たちはなぜ旅を楽しむことが出来るのか考えたことがありますか? 私達が旅を楽しむことが出来るのは、帰る場所があるからです。どんなに遠くに行っても、どんなに長い期間であっても帰る場所があるから安心して旅を楽しむことが出来るのです。旅を私たちの人生に置き換えて考えてみましょう。私たちはどうしたら人生を安心して過ごしていくことができるのでしょうか? それは命終わってからの行き先が定まっている人は、苦しみや悲しみの多い人生ですが安心して力強く過ごすことが出来ます。命終わってからの行き先がまだ定まっていない人は不安の中で人生を歩まねばなりません。占いや迷信、他人の噂など本来は頼りとならないものに振り回されながらむなしく人生を終えて行かねばならないのです。お寺でお聴聞して、命終わってからの行き先を尋ねてみませんか?

浄土への人生

阿弥陀如来は、煩悩によってさとりに至ることのできない凡夫を哀れみ、あらゆる功徳を南無阿弥陀仏に込めて私たちにふり向けておられる。
親鸞聖人は仰せになる。

臨終一念の夕 大般涅槃を超証す
(りんじゅういちねんのゆうべ だいはつねはんをちょうしょうす)


いのち終えるとき、すみやかに浄土に生まれ、この上ないさとりを開かせていただく。南無阿弥陀仏のはたらきに出あうものは、むなしい迷いの生を二度とくり返すことはない。
如来のはたらきに出あう人生は、無常のいのちを生きながら、かならずさとりの浄土に生まれゆく、むなしく終わらぬ人生である。

『拝読 浄土真宗のみ教え』


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