今月の法話 平成29年4月

みんなのお陰で 私がある

引き続き専如上人が昨年10月1日にお示し下さいました「念仏者の生き方」を掲載いたします。


仏教は今から約2500年前、釈尊(しゃくそん)がさとりを開いて仏陀(ぶっだ)となられたことに始まります。わが国では、仏教はもともと仏法(ぶっぽう)と呼ばれていました。ここでいう法とは、この世界と私たち人間のありのままの真実ということであり、これは時間と場所を超えた普遍的な真実です。そして、この真実を見抜き、目覚めた人を仏陀といい、私たちに苦悩を超えて生きていく道を教えてくれるのが仏教です。

仏教では、この世界と私たちのありのままの姿を『諸行無常(しょぎょうむじょう)』と『縁起(えんぎ)』という言葉で表します。『諸行無常』とは、この世界のすべての物事は一瞬もとどまることなく移り変わっているということであり、『縁起』とは、その一瞬ごとにすべての物事は、原因や条件が互いに関わりあって存在しているという真実です。したがって、そのような世界のあり方の中には、固定した変化しない私というものは存在しません。」


すべての物事が移り変わっている世界、そして互いに関わりあって存在している私の人生。私たちは決して一人で生きているのではなく、目に見えない多くの人やいのちと繋がりながら今を生きています。また、多くの「願い」や「思い」に支えられながら今を生きています。「みんなのおかげで私がある」。報恩感謝の気持ちで毎日を過ごしましょう。

合掌


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