今月の法話 平成28年1月

見過ごすこと 言わないこと 知らないことは 悲劇の始まり

2016年(平成28年)、新しい年を迎えました。新しい年を迎えて心新たに一年を過ごそうと思われる方も多いと思います。昨年、2015年(平成27年)を表す漢字に「安」という文字が選ばれました。昨年はパリで同時多発テロが発生するなど、悲しい事件が世界各地で発生し「不安」な世の中となりました。国内に目を向けても戦後70年が経過しました。そんな中で「安全保障関連法案」の採決がなされました。

大谷光淳門主は、2015年7月3日、広島平和記念公園における平和を願う法要で、「人類が経験したこともなかった世界規模での争いが起こったあと、70年という歳月が、争いがもたらした深い悲しみや痛みを和らげることができたでしょうか。そして、私たちはそこから平和への願いと、学びをどれだけ深めることができたでしょうか」と述べられました。

私たちは歴史を学び、過去に向き合うことによってはじめて「安全」で「安心」できる平和な未来が開かれていきます。また阿弥陀様のみ教えに出遇い、照らされることによってはじめて自分自身の姿を深く見つめることが出来ます。「老病死」という人間の苦しみの根本を深く見つめ、その解決のために本当の自分の姿に気づかせていただくにはまずは「仏法聴聞」です。み教えに出あうものは決して虚しい人生を過ごすことはありません。どうかこの一年も積極的にお寺に行って仏法を聴聞し、念仏を申す生活を過ごしましょう。


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